色彩と付け方で遊ぶ! 気持ちも華やぐ刺繍イヤーアクセサリー

耳元で可憐に揺れるお花のイヤーアクセサリー

今回は、2種類のイヤーアクセサリーをご紹介します。 ひとつ目は、お花が耳元で揺れるイヤーアクセサリー。透け感のある生地に繊細な刺繍が施されていますが、お花の内側と外側では、印象がちがうのもおもしろいところ。きれいなだけじゃない複雑かつ繊細な色合わせが魅力的で、いつまでも見ていたくなってしまいます。

デザイナーの渡辺さんは、このデザインのイメージをこう語ります。 「これは、夜が明けたばかりのクリアな早朝、やわらかい光の中で朝露に濡れた花が咲きはじめるようなイメージで作りました。色の着想は、映画『ファンタジア』のお花が咲くシーンから。ARROは、架空の楽園をテーマにしていますから、このお花たちもそこに咲いているイメージです」

耳元で揺れるのも、このアクセサリーの魅力。シンプルに一つに結ったり、髪の毛を耳にかけたり、あえてヘアスタイルはスッキリまとめて、耳元を見せるのがおすすめ。片耳での販売なので、片方だけにつけてもいいですし、同系色のお持ちのイヤーアクセサリーと組み合わせてみるのも楽しいかもしれません。ゴールドカラーの金属部分も含めて非常に軽いので、長時間付けていても痛みがなくストレスフリーです。

イヤーカフにもなる2WAYフープイヤリング

こちらはこの冬、SOUQZINEで新たに入荷したシリーズで「SWELL」と名付けられたイヤーカフ。くしゅくしゅっとした形が特徴的ですが、このアイテムのデザインテーマは「うねり」だそう。 「植物など、自然界にあるさまざまなうねりをイメージして作りました。規則的ではないうねうねとしたラインのパーツを、細かなギャザーを寄せながらフープに通すことで、より複雑でおもしろい立体感に仕上がりました」
ARROのラインナップでは珍しい小ぶりのアイテムですが、サイズ以上の存在感を放ちます。耳のどの位置に付けるかで印象が変わるので、1アイテムで様々な表情づくりを楽しめます。


かわいくなりすぎないカラーリングもこだわりのひとつ、と渡辺さん。 「肌馴染みのいいピンクはかわいくなりすぎない大人のカラー。トーンの違うピンクのアイテムでワントーンコーディネートにするのもかわいいと思います。鮮やかなパープルは、ステッチのカラーでちょっとしたアクセントをプラスしていて、シックなモノトーンのお洋服とも相性抜群です。眩しいイエローは、グレーのニットなどと合わせると大人っぽくまとまります」



このアイテムは、輪の一部をスライドさせて挟むタイプのパーツ。耳たぶにつけてももちろんかわいいのですが、耳の上の方にイヤーカフとして付けるのもおすすめです。こちらも片耳での販売ですので、1つで片耳だけつけても、同色や色ちがいのものを組み合わせてペアにするのも◎。また、先程ご紹介したお花のイヤーアクセサリーと組み合わせて身につけるのも、アシンメトリなバランスがとっても素敵です。




オリジナルボックス入りだからギフトにも!
どちらのアイテムも、ARROのオリジナルの箱に入っているので、そのままギフトにすることもできます。架空の植物を描いた素敵な点描画が施されているので、箱ごと大切にとっておきたくなってしまいます。 お友達へ、大切な人へ、娘さんへ、お母さんへ。世代を超えて身につける事ができるデザインだから、クリスマスや一年の感謝の気持ちを込めてプレゼントするのもいいですし、色違いやお揃いで身につけるのもいいかもしれません。

ギフトとして選ぶ時に、何色が好きかなぁと悩んでしまったら、髪の毛のカラーに合わせて選ぶのもひとつだと渡辺さんは言います。 「最近は、髪の毛もピンクやブルー、オレンジなど、みなさん色鮮やかですよね。お客さまの中にも、髪の毛のカラーリングに合わせて、アイテムを選ばれる方が増えてきた気がします。髪の毛のカラーに似合う色を考えるのもいいですし、同系色で身につけるのもおすすめです」
最近は、色鮮やかなマスカラやアイライナーも人気なので、イヤーアクセサリーに合わせて、カラーメイクを楽しむのもおすすめ。女性から女性へのギフトなら、色彩を贈るような気持ちで、アクセサリーと一緒に楽しめるメイクアイテムをセットにするのもいいかもしれません。あなたらしいセレクトや組み合わせ方に、受け取ったお相手の心にも色彩の花が咲くに違いありません。
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寒い季節は、洋服も落ち着いた色を選びがち。シックなカラーのものもクールで素敵ですが、アクセサリーにカラフルなものを合わせると、顔周りの印象がぱっと明るくなります。同時に気持ちも軽やかに、そしてわくわくしてくるから不思議です。自分のために、大切な方のために、心が華やぐイヤーアクセサリーを選んでみてください。

Creator/Brand

デザイナー
ARRO(アロー)
架空の国の装身具をテーマに、世界中のテキスタイルをヒントに現代的な解釈で デザインし機械刺繍で製作。 豊かな色彩と立体感のある形は実際に存在するものではなく、空想上の楽園に存在するものを自由に表現。