gochisou(ゴチソウ) 前編 パンの幸せな空気を おすそ分けしたくて | SOUQ ZINE スークジン

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gochisou(ゴチソウ) 前編 パンの幸せな空気を おすそ分けしたくて

gochisou(ゴチソウ) 前編 パンの幸せな空気を おすそ分けしたくて
見ているだけでも思わず笑顔になってしまう食べ物、パン。そんな幸せの象徴であるパンというモチーフをテキスタイルに落とし込み、生地はもちろんのこと、様々なグッズやアパレルを展開しているブランドが、今回ご紹介するgochisou(ゴチソウ)です。今回は、デザイナーの坂本あこさんに、パンの絵柄にこだわってブランドを展開している理由をお聞きしました。

幸せな気持ちになるパンをテキスタイルに

gochisouのショールームにおじゃますると、そこに並んでいたのはフランスパンが描かれた布やカンパーニュが描かれたワンピース、フルーツサンドが描かれた布バッグなど。様々な種類のパンが描かれたアイテムを目にしたら、脳内でふんわりと焼きたての香ばしい匂い。お腹もグーと反応してしまいます。 全てのテキスタイルは、このブランドを立ち上げたデザイナーの坂本あこさんによる手描きの絵柄がベース。パンの美味しそうな焼き色やふっくらと愛らしい膨らみ、ハードパンのどっしりとした質感など、パンのおいしさがたっぷり描かれています。

gochisou
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絵柄からパンのおいしさが伝わってくるのは、きっと、坂本さんのパン愛が深いから。聞けば学生時代からパンが大好きで、食べ歩きもその頃から。地方に行く機会があれば評判のパン屋さんに必ず立ち寄り、数種類のパンを買い込むのだそう。

「パン屋さんて、そこに漂う匂いや空間も幸せですし、どれを買おうかとトレー片手に選ぶ時間も幸せ。誰もが、パンという食べ物を目の前にすると幸せになってしまうじゃないですか。そういうものを生地にしたいって思ったんです」

gochisou

「パンて、天然酵母のパンもあれば、昔ながらのパンもあれば、ハード系のパンもあります。それぞれ全然違うけど、ひとつの世界でまとまってくれるので、パンをテーマにしたらいろいろな柄が描けると思って。ひとつ一つに個性があって、描いていても楽しいんですよ」

パンが好きだからテキスタイルにする、パンを描くのが楽しいから描き続ける。gochisouのベースにあるのは、とてもとても純粋な〝好き〟の想いです。

gochisou

観察して味わうから生まれるおいしそうな絵柄

絵柄になっているのは、すべて実際に存在しているお店のパンばかり。坂本さんが食べ歩く中で出会ったパンが、柄になっているというわけです。しかし、記憶に残るイメージで絵柄を作っているのではありません。坂本さんは、買ったパンをひとつ一つ観察するのがお決まり。鉛筆でスケッチをして、それを水彩やクレヨンなどで絵にして、テキスタイルとして構成していくという流れでテキスタイルは作られているのだそう。

gochisou

様々な角度から焼き色や形状、断面をよくみながらデッサンし、細かく気づいた点も文字で書き入れるほど。「だから、美味しそうなパンを買っても、すぐには食べれないんです(笑)」と坂本さん。

「観察は、最も好きなプロセスです。ここが硬そうだなとか、それを水彩で再現できるかなとか、テキスタイルにする時のことも考えながらデッサンしている感じですね。だから、観察タイムを終えてやっと食べることができた時には、なるほどふむふむ、って脳内で食レポしている感じになっちゃうんです(笑)。数え切れないほどの全国のパン屋さんを食べ歩いているので、友達からはその感想を〝あこログ〟なんて呼ばれたりして」

gochisou

あらためて、仕上がったテキスタイルを見てみると、gochisouのテキスタイルには、程よい渋さがあることに気づきます。あえてスモーキーな色味と合わせたり、大胆に構成したりすることによって、かわいらしすぎない大人のパン柄に。「それが、ミソなんです(笑)」と坂本さん。気づけば、坂本さんが着ているのもパン柄のワンピース。柄がとても大きいことでパンということに気づかなかったのですが、そのわかりにくさがむしろ使いやすさだと言います。

gochisou

「実はパンの柄ですって、自分だけがわかるくらいの方がいいかなって思っているんです。誰かのために身につけるのではなくて、自分が幸せな気持ちになるために身につける。そういう自分を満たすためのテキスタイルとして、様々な使い方をしていただけたらいいなと思います」

gochisou

自分のためだけに身につけ、楽しんでいい。gochisouがテキスタイルを通じて伝えてくれるのは、シンプルでありながら、とても心強いメッセージ。「似合うから」でも「こうなりたいから」でもなく、「わたしが満たされるから」を最優先に選んでいい。そういう小さな選択の積み重ねが、自分を大切にすることに繋がっていくのかもしれません。後編では、ブランドの誕生についてお話をうかがいます。

取材・文/内海織加 写真/宮川ヨシヒロ

Creator/Brand

gochisou(ごちそう)

美味しいテキスタイル

gochisou(ごちそう)

gochisouは食をテーマにデザインするテキスタイルブランドです。美味しいものを食べたときのようにひとを幸せにさせるテキスタイルを目指しています。話題のベーカリーやドーナツ屋とのコラボレーションや、日本の伝統的な器をモチーフにしたシリーズを発表しています。昔ながらの手捺染を用いて鮮明な発色にこだわったテキスタイル商品を開発しています。

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