ひとり時間の癒しにも、夏の贈り物にも。 飾って遊べるユニークな「こけし」。 | SOUQ ZINE スークジン

ひとり時間の癒しにも、夏の贈り物にも。 飾って遊べるユニークな「こけし」。

ひとり時間の癒しにも、夏の贈り物にも。 飾って遊べるユニークな「こけし」。
今回ご紹介するのは、〝飾る〟ことで、季節を感じることができるドンタク玩具社の「こけし」です。見ているだけでほっと心が安らぐかわいらしいオリジナルこけしは、ご自分用はもちろん、プチギフトにもおすすめ。遊び心たっぷりの楽しいデザインに、夏への期待が膨らみます。

日本では、お正月や節分、桃の節句に端午の節句など、暮らしの空間に縁起物を飾って子どもの成長を祝ったり季節を楽しむ習慣がありますよね。昔とは、暮らし方が変わっても、そういう文化は今にも残っているって、とっても素敵なことだと思いませんか?ドンタク玩具社の「こけし」は、伝統的なこけしの技法を大切にしながらも、その表情や手触りに思わず笑顔になってしまう。そんな遊び心たっぷりの「こけし」です。

こけし愛と高い技術で作られた〝オンリーワン〟

ドンタク玩具社によるこけしは、「こけしが大好き!」という軸原ヨウスケさん、美智子さんというご夫婦による自由なアイデアと、伝統こけしを作り続けている工人さんの高い技術力によって生み出されています。ただ見た目にかわいいというだけでなく、つい見つめたくなってしまう、つい触りたくなってしまうというある種の引力は、きっと、お二人のこけし愛と工人さんの職人技によるもの。

こけし

実は伝統こけしに新しい要素を加えるということは長年タブーとされてきました。しかし、ドンタク玩具社のこけしは「伝統×新しいデザイン」を実現。その背景には、ドンタク玩具社さんとこけし工人さんの間に信頼関係があったからこそ。簡単に誰でもできるというものではないのです。

ベースのアイデアは軸原夫妻が考え、そこにこけし工人さんの技術的なアドバイスや経験から生まれるアイデアを加えてデザインに落とし込む、というのがドンタク玩具社のアイテムの作り方。こけし工人さんとのコミュニケーションによって、より魅力的で愛らしく、なおかつ安心感のあるものに仕上がっています。ひとつ一つが手作りだからこそ、たとえ同じ工人さんによるものだったとしても、ちょっとした表情、柄に違いがあって、一つとして同じものはありません。それこそ工業製品ではない、伝統こけしならではの良さ。だからこそ、ご縁を感じずにはいられません。

散りばめられた遊び心に、笑みがこぼれる

まずは、『クリームソーダさん』。シュワっとしたソーダにアイスクリームを浮かべたあの飲み物のこけしです。これは、江戸独楽など昔の郷土玩具の技法を生かして、アイスクリームの顔が独楽になるという仕掛け。また、アイスクリームの愛らしい目は、宮城の弥治郎系こけしの伝統的な描き方のひとつだそう。レトロな喫茶店好きやスイーツ好きの方におすすめの涼やかで遊べるこけしです。

こけし

次は、『ペンギンこけし』。なんとも言えないシュールな表情がたまらないのですが、頭を持ち上げてみると……なんと中からかわいらしい男の子が登場!ペンギンの衣装を着て変装していたんですね(笑)。こういう仕掛けも昔からある郷土玩具の技法だそう。手でひとつ一つ木を削って作っていますから、こういう楽しい仕掛けも工人さんの経験と技術があってこそ。ペンギン好きの方やいたずら好きのお子さんがいらっしゃるファミリーにぴったりのこけしです。 『ペンギンこけし』と『クリームソーダさん』は星定良工人(宮城県・弥治郎系こけし)との制作です。

こけし
こけし

こちらのレトロでかわいらしいボーダー水着のこけしは、『海辺のお嬢さん』。伝統こけしの絵付けと同様に、ろくろを使って縞模様が描かれています。縞の色や太さはこけし工人さんにお任せなのだそう。お嬢さんに上からマスキングテープを通せば、まるで浮き輪を抱えているみたいす。水着とマスキングテープでコーディネートを楽しんでみては?デスクワークの方や海が好きな方の癒しになってくれるキュートなこけしです。 『海辺のお嬢さん』は早坂利成工人(宮城県・鳴子系こけし)と一緒に制作を行いました。

こけし

最後にご紹介するのは、『マリンえじこ』。えじことは、昔、農作業などをする時に赤ちゃんを入れていた籠のこと。その愛らしい様子は伝統こけしのモチーフにもなって、そのまま「えじこ」と呼ばれているのだそう。お椀の船で泳いでいる子や浮き輪で泳いでいる子、人魚になっている子など、わくわくするような海の絵柄は、ドンタク玩具社の軸原美智子さんが自ら絵付けしたもの。夏への希望が詰まったこのこけしは、海で泳ぎたい方や夏に赤ちゃんが誕生する方にもおすすめです。

こけし

季節を贈り、季節を共に感じるよろこびを

ドンタク玩具社のお二人に、あらためて「こけし」の魅力についてお聞きしてみると、「私、福島の出身なんですけど、地元を離れてからこけしに魅了されちゃったんです」と美智子さん。 「こけしは東北の郷土玩具ですから、子どもの頃から身近にあったものだったんですけど、そのかわいらしさに気づいたのは東京で働きだしてから。こけしって、鳴子とか蔵王とか、温泉のあるところで作られていて、工人さんから直接買うことができたりするので、旅とセットで買い集めるようになりました。こけしって11系統あって、形や絵付けにもそれぞれの特徴があるので、知れば知るほどのめり込んでしまって(笑)。自宅には、こけし部屋がありますよ」

こけし

ヨウスケさんは、こけし好きというより、もはやマニアの域。こけしのデザイン本も出版されているほどです。そんなヨウスケさんから、「こけしって、縁起物としても愛されていたんですよ」と意外な情報が! 「こけしについては諸説あるのですが、縁起物として大切にされていた時期や地域があります。魔除けの意味があったり、子孫繁栄を祈るものとして使われていたり、願いを込めて飾られていたものも多いのです。現在でも、赤ちゃんの生まれた時の体重で作られた誕生こけしや、結婚の記念に贈られる夫婦こけしなど、おめでたいシーンで贈られることも多いんですよ。ドンタク玩具社のこけしも、ありがたいことにギフトで買っていただく方も多いですね!」

今回の夏のこけしは、お部屋に飾って季節を感じるのも楽しみのひとつですが、暑中見舞いの代わりに大切な人に季節を贈る、というのもいいですね!箱を開けた瞬間の笑顔を想像しながら、季節のプチギフトを選んでみてはいかがでしょうか?

こけし

ドンタク玩具社のアイテムは、ヨウスケさんによる切り絵がデザインされた箱に入っています。それも、とても素敵。季節感のあるものだからこそ、仕舞う箱もかわいいとより大切にしたくなりますよね。 より四季の変化を愛おしく感じる昨今、伝統こけしとは一味ちがう、軽やかな魅力のあるドンタク玩具社のこけしと共に、夏を迎えてみませんか?

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