クリスマスをいっしょに過ごしたい、 不思議の森のぬいぐるみ | SOUQ ZINE スークジン

クリスマスをいっしょに過ごしたい、 不思議の森のぬいぐるみ

クリスマスをいっしょに過ごしたい、 不思議の森のぬいぐるみ
12月に入り、クリスマスモードもひときわな今日この頃、今回のSOUQ IT!は、この季節、あの人に、自分に、プレゼントするのにもぴったりな「プリックル」のぬいぐるみたちをピックアップ! 大阪の地で、24年もの間、その世界観を変えずに作品をつくり続けている新井幸恵さんにお話をうかがいました。

「プリックル」が現在ショップを構えるのは大阪市住吉区の我孫子(あびこ)。24年前にブランドを立ち上げたときは梅田の茶屋町で、そこから堀江や京橋、阪急うめだ本店・うめだスークでの出店を経て、5年前から我孫子で店を出しています。

「茶屋町時代から、作品づくりをするアトリエは、この店のすぐ近くにあって。うめだスークのお店をやめるとなったときに、ここでやろうと思いました」。

ブリックル我孫子にあるショップ「プリックル」の前で新井幸恵さん。取材に訪れたのは11月で、バイオリンをイメージした装飾が施されていましたが、12月には大きなリボンがあしらわれるギフトラッピング仕様に変わるということです。

お店に入ったとたん、動物や鳥がいっぱいのプリックル・ワールドに圧倒されます。

ブリックル

「この感じは、茶屋町でお店を始めた24年前から変わらないですね。お店のテーマが“不思議の森”で、そこにいる動物たちや植物などをモチーフに、ぬいぐるみやバッグチャームをつくっています」。

ブリックル

新井さんは、小学生の頃から手芸が好きで、フェルトのマスコットをつくっては友達にプレゼントをしたりしてたそうです。学校を卒業後、お兄様が芦屋で起業したテディベアメーカーの仕事を手伝うことになり、雑貨の企画や制作をするようになったことが、この世界に入るきっかけとなりました。

「阪神淡路大震災で兄は会社をやめざるを得なくなり、自分でなにかやりたいと思い、服地でぬいぐるみをつくりはじめたのが『プリックル』の始まり。裁縫をするおかあさんが、余った生地でつくってくれるようなイメージでしたね」。

ブリックル

全国人気のロビンちゃん

「クマの会社にいたので(笑)」と、最初はクマやウサギのぬいぐるみを中心につくりはじめ、その後お客さんから「こういうのをつくってほしい」とアイデアをもらうこともあり、プードルなどの人気キャラクターたちができあがっていきます。

ブリックル
ブリックル人気の動物の一つ、プードルのぬいぐるみ。
ブリックルこちらはプードルを抱いたクマとウサギ。「お互いにプードルを散歩させていたクマとウサギが出会って、プードル同士もいい感じになって、クマさんがちょっと照れてる感じ(笑)」と新井さん。

今では定番の動物キャラクターが10人ぐらいに増えましたが、中でも人気が高いのがロビンちゃんです。

「茶屋町時代の店頭にはロビンの大きなぬいぐるみを置いていたこともあり、ロビンちゃんという名前を知っている方は結構いらっしゃいますね。全国にファンがいて、ワークショップをするときなどは鹿児島や長野、東京などから泊まりで来てくださる方もいます」。

ブリックル全国にファンを持つロビンちゃん。

ロビンちゃんは野うさぎなので、最初は茶色っぽいカラーで始まったのですが、時代とともに、白やピンクのほうが人気になっていきました。そして、家族の一員としていっしょに暮らす人も多いそうです。

「持ってらっしゃる方は、本当にたくさん持ってますね。ある人は、おうちを新築したときに、ロビンちゃんサイズの棚をつくって、ずらっと並べてくれていますし。子どもさんが入院したので、ロビンちゃんを病院に連れていきたいけど、レギュラーサイズだと大きすぎるので、小さいのをつくってほしいとリクエストから生まれたのが『おさんぽロビンちゃん』。今では定番になりました」。

ブリックルレギュラーサイズより少し小ぶりな「おさんぽロビンちゃん」。

ぬいぐるみでスタートして、そこからチャームやアクセサリーなどアイテムが広がっていった「プリックル」。最近は服やかばんなどもつくり始めています。

「かばんも、ちょっと普通じゃない一粒で二度おいしい的な(笑)テーマでつくってますね。クマの顔がポケットになっていたり、せっかくぬいぐるみがつくれるので、そういうテイストも入れてつくっています」。

ブリックルリスが顔と尻尾を出していたり、クマの顔がポケットになっていたり。「プリックル」の世界観が盛り込まれたバッグ。

バッグも一からオリジナルで制作。ミシン縫いなどはスタッフがやることもありますが、「目の位置とか、ちょっと違いで全然違うものになってしまうので」、仕上げは新井さん自身の手で縫っているそうです。

ブリックルベレー帽につけるパーツを縫う新井さん。

童話や物語の世界を作品に

『3びきのくま』などの童話やヨーロッパの昔話が小さい頃から好きだったという新井さん。そういう物語をテーマにした作品づくりを続けていますが、ショップのテーマが“不思議の森”と聞くと、どうしても「不思議の国のアリス」を思い浮かべます。

「やっぱり物語の中では、アリスが圧倒的に人気がありますね。ウサギ好きからアリス好きに変じたり、紅茶好きの人がティーセットから入ったり、いろんなところにとっかかりがあるので」。

「プリックル」でも去年の冬に“不思議の森のクリスマス”というアリスをテーマにしたイベントを開催。この12月11日から始まるうめだスークでのイベントも同じテーマで行われます。体がトランプになっているウサギのぬいぐるみのほか、ハンプティダンプティのブローチなども出展される予定です。

ブリックル写真中央は、ハンプティダンプティのブローチ

「夫が楽器を集めるのが好きで、オルガンからリードを取って棚にしたりとかしてます。それから、楽器とぬいぐるみをつけた作品はすごく人気がありますね」と新井さん。

ブリックル古いオルガンを商品棚として利用。その上のティーポットの形をした台は骨董市で購入。
ブリックル「プリックル」の店内には、楽器があちこちに。

うめだスークのイベントでは、トイピアノでの演奏も予定されています。ぬいぐるみが好きな人、「不思議の国のアリス」が好きな人、楽器が好きな人…いろいろな楽しみ方ができるクリスマスイベントに、ぜひ訪れてください。

取材・文/蔵均 写真/桑島薫

ブリックル

プリックル
大阪市東住吉区我孫子5-13-4
06-6693-2311
11:00~18:00
火曜・水曜、第1・第3日曜、祝日休み

12月11日(水)~17日(火)※催し最終日は午後5時終了
阪急うめだ本店10階 うめだスーク中央街区5・6番小屋
「不思議の森のクリスマス」

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