ときめき、きらめく「PRISM(プリズム)」のアクセサリー | SOUQ ZINE スークジン

ときめき、きらめく「PRISM(プリズム)」のアクセサリー

ときめき、きらめく「PRISM(プリズム)」のアクセサリー
そろそろ春の訪れを感じる季節。シックだった装いにも少し彩りがほしくなってきませんか。今回のSOUQ IT!は、身につけると気分も明るくなりそうな、色鮮やかな「PRISM(プリズム)」のアクセサリーを紹介します。

昔から“鉄の街”として栄え、今も町工場が立ち並ぶ大阪・九条に「PRISM」のアトリエがあります。

「このあたりは工場も多かったり、地面に鉄くずとかが落ちていて、ものづくりをしている雰囲気がすごく好きで。前もこの近所だったんですけど、やっぱりこの場所がいいから近くで探しました」。

昨年、新しいアトリエをかまえたばかりという「PRISM」のデザイナー・小島瑛美子さん。出身は愛媛で、アイスクリームを開発する会社で働いていましたが、ある日思い立ってデザインの道に進みます。

PRISM「PRISM」のデザイナー・小島瑛美子さん。ご自身の作品のように、着ているセーターもカラフルです。

「働いていたのは、松山の近くの松前町ということころなんですが、そこから海がよく見えるんですよ。パラグライダーをやっている人やウエディングフォトを撮っている人がいて、『いいな。自由になりたいな』(笑)って毎日思っていました。海に落ちる夕陽もとてもきれいで、それを見ていると、もう一度本当に自分がやりたいことをやろうと思って、大阪のデザイン学校に再進学しました」。

PRISM

デザイン学校では、6歳下の18歳の学友らとともに木や樹脂等の素材についてや、デザインコンセプトのつくりかたなどを学びます。そして、卒業制作でつくったリングが、そのまま「PRISM」の商品として、今もずっとつくり続けられています。

PRISM「PRISM」を代表するアイテムのリング。

人を元気にするヴィヴィッドカラー

多角形のユニークなフォルムと鮮やかなカラーが印象的で、他にはあまりないようなリングは、どのような発想で生まれたのでしょう?

「ものづくりをするときに、私はときめきを大事にしてるんだなということがわかったんです。虹を見つけたときのうれしさみたいなものを、日常の小さな幸せとして身につけてくれればいいなと思いました」。

PRISM

卒業製作のときに比べて、工程は効率よくできるように進化してきたが、コンセプトや作品に込められた想いは変わらないという小島さん。

「自分自身がネガティブだから、元気なものをつくりたいというのがすごくあって。『PRISM』のアクセサリーを買ってくださる方の中でも、『落ち込んでいたんですけど、これを見ていると元気になります』と言ってくださったり。それはすごくうれしいですね。作品づくりは、もしかしたら気持ちの裏返しというか、発散の場かもしれない(笑)」。

PRISM

「何かひとつ自分の好きな色みを見つけてくれたらうれしい」と小島さんが言うヴィヴィッドなカラーは、型に樹脂を入れて、塗料を混ぜてつくります。塗料は、樹脂専用のものを使うときもあれば、絵画用の普通の絵具を入れたり、いろいろ試しているそうです。

「アクリル絵具を使うと少しミルキーさが出たり、マーブル具合は毎回違ってきます。狙ってもあまりきれいな色にならなかったりするときもありますが、できあがるまでわからないというところも楽しいですよ」。

PRISM小島さんが愛媛から連れてきた愛猫のいくらちゃん。

塗料だけでなく、金箔や白蝶貝を入れたりして、さらなるバリエーションを広げています。

PRISM金箔や白蝶貝が入り、浮遊しているようなリング。

「コロンと立ってるところもすごく好き。指輪で自立するものってあまりないじゃないですか。ポップアップショップなどで店頭に並べて「はあ~」って見とれるのが一番報われる瞬間です(笑)」。

身につけてないときには、オブジェみたいに部屋に置いておくのもいいかもしれませんね。

PRISM
PRISMアトリエでリングを磨く小島さん。型から取り出した樹脂を、最初は粗いサンドペーパーから、だんだん細かくしていき(8段階も!)、最後はクルマ用のコンパウンドでピカピカにします。「この作業が一番長いですね。ここで手を抜いちゃうと、色がちゃんと見えなかったり、くすんで見えたり、クオリティが下がっちゃうので」と小島さん。「これだけ磨くと、やっぱり愛着も出てきます。お客様が『この子もいいけど、この子もいいわね』って、リングをこの子って言ってくれたら、すごくうれしい」。

アクセサリー以外の作品

リングで始まった「PRISM」ですが、その後、キーホルダー、バングルなどのプロダクトも増やしていきます。

「ポップアップショップなどで展示をしていると、結構男の人も足を止めてくださることも多くて。でもリングやピアスはなかなか着けられないし、アクセサリー以外で何かできないかなと思ってつくったのがキーホルダーです」。

PRISMホテルのキーに発想を得たというキーホルダー。

斜めがけのバッグにつけたり、自分でチェーンを買ってネックレスにしたり、形がシンプルなせいか、男性もいろいろと使ってくれているというキーホルダー。そして、このプロダクトからピアスが派生しました。

PRISM「PRISM」のピアス。カラーバリエーションが豊かです。

「キーホルダーのミニバージョンということで、ピアスをつくりました。同じアクセサリーでも、しっかり指に纏うリングと違って、光が当たりながらゆらゆらするとかわいいだろうなと思ってつくりました」。

PRISM

そのほか、バングルや花瓶などもラインアップに加えた小島さんは、「今後、アクセサリーを着けない人でも楽しめる、生活に溶け込むようなものをもっとつくっていきたいですね」。

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「リングよりも面積を増やしたものをつくってみよう」とできたバングル。色のマーブル具合は案外難しいそう。

PRISM

昨年初めて制作した花瓶は、「1本しか入らないですけど、ペン立てとして使ってくれてる人もいますね」。

三人姉妹の長女で、おばあちゃんから「お姉ちゃんはピンクを着ちゃダメ」と言われ続けた反動で、自身が好きな色はピンクだという小島さん。彼女がこれから生み出していくであろう色のきらめきに、ときめきたいものです。

取材・文/蔵均 写真/桑島薫

Creator/Brand

PRISM(プリズム)

ジュエリーデザイナー

PRISM(プリズム)

幼い頃から虹を見つけると
目に焼き付けるようにずっと眺めていた
少し特別で幸せな存在
雨の日も晴れの日も
プリズムに通した光のように
毎日が鮮やかに輝く
そんなアクセサリー

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