傾くストレスを見事に解消! スタイリッシュお弁当エコバッグ

レジでのもたつきを解消し、行動までスマートに
このテイクアウトバッグは革製ですが、取っ手を持つと網状に伸びる作り。コンビニなどでお弁当を買った時に、中央に置いて角を網目にひっかけるようにして持つと、バッグがお弁当をしっかりホールドして傾きません。ビニール袋の中でずれたり傾いたりするストレスがないんです。

コンビニでは、温めてもらっている間に平面の状態でおいておき、店員さんにサッとそこに置いてもらいましょう。熱々で持ちづらいものをエコバッグに入れるもたつきも解消されるので、行動に無駄がなくスムーズ!お昼時、行列ができているコンビニのレジでも、スマートに振舞うことができます。

お弁当を取り出せば、ペタッと平面になるので、ランチョンマットとしても使用できます。仕事場のデスクで食事をするときにも、気分を変えて公園でランチしたい気分の時にも、一枚ランチョンマットがあると、実は便利。そして、自炊や外食ができない仕事中の食事が、ほんの少し丁寧で豊かな時間に感じられるはず。

汚れを気にしすぎず、気兼ねなくガシガシ使って
このアイテムは、台湾のコンビニではスタンダードな不織布のレジ袋から着想を得ているのだそう。その使い勝手とコンパクトさにも惹かれ、これをレザーで作ったらどうだろう、と考えたのがはじまりだったのだと言います。似たような形状でも、素材がレザーになると格段にスタイリッシュ!4色から選べる別付けの持ち手をつけると、また雰囲気が変わります。

素材は、牛革の「床革」が使われています。床革というのは、バッグや小物を作るために5ミリ程ある元の革から数ミリ薄くする時に、どうしても出てしまうすき落とした部分。そのため、ザラザラとした触り心地ですが、それもまた雰囲気があって特徴的です。

「床革は、通常の革の表面に比べると汚れやすいですが、気兼ねなくがしがし使って欲しいですね。」とは、このアイテム生み出したSKLOの齊藤倫平さん。使えば使うほど、色が濃くなって味になっていくので、それも味となり愛着もわいてくるはず。加工時に一度防水スプレーは施されていますが、気になる方は、定期的に防水スプレーをかけてあげると、冷たいものを持った時の結露などで水分が染み込んでしまうのを防ぐことができます。万が一、水分がついてしまったり汚れてしまったりしたら、固く絞ったおしぼりなどで表面を拭いて陰干しを。
風呂敷感覚で自由に使い方を広げよう

お弁当のテイクアウトのために作られたバッグではありますが、実は使い方はそのほかにもいろいろ。例えば、焼きたてのパンを買った時には、通気性のよくない素材の袋に入れてしまうと、蒸気でせっかくのパンが濡れてしまいます。そんな時、このテイクアウトバッグなら、水蒸気でビショビショになる心配はありませんし、潰れることなくおいしいまま持ち帰ることができます。パン好きさんにも、おすすめのアイテムなのです。

あとは、お買い物の際に潰れないように上の方に入れておきたいものや、安定感があまりないものにも最適。たまごのパックもいいでしょうし、やわらかいフルーツや焼き菓子の持ち歩きにもぴったり。ホームパーティーへのお持たせを紙袋に入れずに、このテイクアウトバッグに入れて持っていくというのもいいかもしれません。くるくるっと巻いてしまえばコンパクトになりますから、持ち帰るのもジャマになりません。

子どもが手に持つのにも、いいサイズと軽さ。きっとどの子にも訪れる〝お手伝いしたい〟期のお子さんがいらっしゃったら、テイクアウトバッグでお買い物での持ち運びをかっこよくお手伝いしてもらうのもいいかもしれません。親子のお買い物やアウトドアのシーンでも、活躍しそうです。

使い方は植物を入れたり野菜を入れたり、人によって十人十色。平面が立体になる便利さと、複雑な形状のものや傾けたくないものを大切に持ち運べるという点では、「風呂敷」のようでもあります。お弁当に限らず、ぜひとも自分らしい使い方を楽しんでください。