sonor(ソナー)第4回 直接会って交流することの大切さ | SOUQ ZINE スークジン

sonor(ソナー)第4回 直接会って交流することの大切さ

sonor(ソナー)第4回 直接会って交流することの大切さ

人にも環境にもやさしい素材を使った革のアイテム作りを行う「sonor」。園田さんの最終回にお聞きしたのはブランドの未来です。
SOUQ
2009年にブランドを立ち上げてから今年で10年となります。これから挑戦したいと思っていることは?
園田
すでにやっていることになるのですが、いろんな方と共同でアイテムを作る、というのはこれからもっとやっていきたいです。最近だと、アトリエの下にある洋服屋「annabelle」さんとバッグを作るというのをここ2年半くらいやっています。
sonor
SOUQ
共同開発の良さというのは?
園田
自分だけでモノづくりをするというのはどうしても幅が狭くなってしまう部分があるんです。一緒に作ると、いろんなアイデアが生まれて、自分だけではできなかったことができる。お互いにとってプラスになるんじゃないかと思います。
SOUQ
よりアイデアに広がりが出てくる、と。
園田
そうですね。自分では思いつかなかったようなアイテムが生まれることもあるので、今後もっといろんなお店さんと知恵を出し合って、バッグに限らずいろんなものを作っていきたいなという思いはあります。

素材のことも伝えたい

SOUQ
ブランドの軸となる素材へのこだわりについて広めていく活動も?
園田
できたらいいなと思います。ただ、現時点では、商品がきっかけで購入いただいた方たちに素材のより深いところまで興味を持ってもらう、というのはなかなか難しいなとも感じています。今使っている豚革は環境に配慮した生産過程で作られているもので、日本エコレザー基準をクリアして「エコレザー」の認定を受けた国産の革だというところまでは説明させていただていますが、そこからさらに詳しく興味を持っていただくとなるとなかなか…。
sonor
SOUQ
園田さんが工場見学に行ったように、素材についてより深く知るために行動に移す、までは難しいと。でも引き続きブランドとしての使命だとは考えていらっしゃる?
園田
素材のことについてより多くの方に知ってもらう、というのは革を使い始めたときからブランドの軸にあるところなので。具体的にどういう風に活動していけばいいのかまでは、まだはっきりと見えていないですが、忘れてはならない部分だと感じています。

直の反応にはヒントがいっぱい

SOUQ
「sonor」というブランドをよりたくさんの人に知ってもらうために考えていることは?
園田
これも今もやり始めていることではあるのですが、今以上にもっといろんなところでポップアップストア(※期間限定で出展する店舗のこと)をできればと思います。実際にお客さんと会って、交流をしたい。アイテムに直に触れてもらう機会を増やしていきたいなと。
sonor
sonor
SOUQ
お客さんと直接交流することで、見えてくることも?
園田
商品へのお客さんを反応を肌で感じられるというのは、制作するにあたって、かなり重要なところですからね。素材についての説明も、直接お話すると反応が違いますし。あと、やっぱり商品の質感に関しては、実際に触れて感じていただくという方法に勝るものはないですから。
SOUQ
たしかに、この革の独特な質感というのは、言葉で表現した上で、実際に触って確かめるのが一番ですね。
sonor
園田
たとえばルームシューズも写真からもやわらかそうに見えるとは思うんですけど、実際履いてみると、想像以上にやわらかいと感じていただけると思うんです。一度その良さを知っていただくと「ずっと使いたい!」と継続してオーダーしてくださるようになる。正直なところ、ルームシューズって使う人と使わない人がはっきりと分かれるものですし、そこまで需要の高いアイテムではないんです。でも素材に触れることで「こういうの探してた!」とか「気になっていて実際に試着したらさらにいいと思った!」と感じてくださるようになればいいなと。だからこれからも作り続けていきたいアイテムの一つですし、その意味でも今後ポップアップストアは増やしていきたいですね。

取材・文/林知子 写真/東泰秀

Creator/Brand

sonor(ソナー)

やさしい革のものづくり

sonor(ソナー)

丁寧な手仕事から生まれる 人にも環境にも優しい商品。 sonorは国産の素材を使用し、1点1点に想いを込めて制作しています。

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