【HABUTA’S SHOPPING MANUAL 1 TO 100】No.004

バイヤーの羽太です。
勝手に、【HABUTA’S SHOPPING MANUAL 1 TO 100】はじめてます。
勝手に、【HABUTA’S SHOPPING MANUAL 1 TO 100】はじめてます。
No.004 12号室のバブーシュ
2017年11月まで、吉祥寺東町の古い木造アパートの1階に佇む小さなセレクトショップがありました。
それが12号室です。
お酒をこよなく愛す、美しきレディ幸さんは、モロッコの店先や工場の端っこに転がっているものを好んで拾ってくる。
そう、いわゆる誰も仕入れないものを仕入れてくる。
街に溢れているお土産タッセルには目もくれず、自分の決めた店だけを目指して、欲しいも のだけを欲しい分買うのだそうです。
お店には、揺ぎ無い彼女の嗅覚を通過した“大衆ウケがわるいモノ”が沢山並んでいました。
一年を通して、室内ではバブーシュ派な私。 12号室で購入したバブーシュは、全部で3足あります。

初代がラグの生地が張られたもの。
次がゴールドのラウンドタイプ。
そして昨日、偶然開催されていたPOP UP STOREで真っ白で先が尖がったものを購入しました。

どれもこれも抜群の履き心地で、ここにしかないfaceです。
個人的な嗜好ですが、バブーシュやエプロンなど、家の中でずっと身につけるものは、
色やテキスタイルに少し違和感のあるものを選んでいます。

そうすると、家の事をしている、ふとした瞬間に視線の端にそれらが映り込みます。
違和感は、ちぐはぐな感じを与え、視覚に引っかかり、家の中の時間を愉しく豊かにしてくれる気がします。