手の仕事 装身具と革
新企画!うめだスークより毎週、編集部がピックアップしたイベントを実況中継します。
今週9月4日(水)~10日(火)のあいだ、中央街区4番小屋では『sonor』、『OLDTONEW/FUMI YOSHIDA』、『装身具LCF』、『ANIMA UNI』の4作家によるグループ展「手の仕事 装身具と革」が開催されています。 素材にこだわったバッグやアクセサリーが一堂に会す見ごたえたっぷりのイベント、どんな作品がお目見えしているのでしょうか?
今回うめだスークでは2度目の開催となるグループ展「装身具と革」。どのような経緯でみなさんは集まったのでしょうか?
「千葉県で行われる「工房からの風」という展示会で出会った作家同士です。昨年はうちとLCFさん、OLDTONEWさんで出店し、今年は新たにアクセサリー作家のANIMA UNIさんが仲間入りしました。 今年で2回目となりますが、今後も続けていきたいな、と思っています。」(sonor園田啓太さん)

名門展示会「工房からの風」出身のクリエイターということで、こだわりぬかれたアイテムのラインナップです。 今回初登場の『ANIMA UNI』長野麻紀子さんにお話をうかがいました。
- SOUQ:
- 今回大阪初出店ということですが、ちいさくて可愛いアクセサリーが並びましたね。
- 長野:
- 普段は自然の色や形をモチーフにしてそのままを活かした制作をしています。すべて一点ものです。
- SOUQ:
- どうやって作っているんでしょう?
- 長野:
- 家の庭で育てている草木から石膏で型をとったり、現物鋳造という手法で直接金属に仕立てています。
- SOUQ:
- こんな小さな型がとれるんですか?!
- 長野:
- 型とり技術の向上で(笑)今回のおすすめ商品はウニカップピアスです。
- SOUQ:
- もしやANIMA UNI、の「ウニ」ですか?
- 長野:
- そうです、昔海洋生物の研究をしていたので。本物の小さなウニの殻から型をとって、カップに見立てて中にパールを仕込んでいます。 自然のものの良さが引き出るようなシンプルなつくりを意識しています。
SOUQ ZINEでも取扱中の『sonor』の革アイテムは主にバッグが並びます。 物語のあるモチーフが人気の『OLDTONEW』からはブローチやピアスが多く到着。 個性的な素材が目を引く『装身具LCF』の立川博章さんに今回ならんだ作品についてうかがいました。
- 立川:
- 水晶のアクセサリーと最近つくり始めた海で見つけた漂流物でつくったオブジェ、特に今回はイヤーカフがおすすめです。 ピアス穴をあけていない方でも、老若男女問わずつけていただけます。 水晶のアクセサリーと組み合わせてもいいな、と思っています。
途中作家在廊が入れ替わりますが、7日(土)には作家全員が揃います。 作り手に直接お話を聞きながら、手仕事の技を目に出来る貴重な機会。 ぜひうめだスークでお気に入りのアイテムを見つけにお出かけください!