ロボットコンテスト

『SOUQ ZINE』をご覧の皆様、こんにちは。東京駐在バイヤーの飛奈です。
今回は高専ロボコンのお話を。。。
『ロボコン』

今年で31回目になる『アイディア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト』
2003年に長澤まさみさんや小栗旬さんが出ていた「ロボコン」という映画もありました。
全国の高専生によって競われるロボット競技の大会で、毎年発表されるその年のテーマに、知恵と技術を振り絞って挑む学生達。
地方予選に始まり、勝ち抜いたチームは全国大会に出場できます。
今年は行けませんでしたが、数年来、関東甲信越予選から見に行っています!
『ロボット作り』
4月にお題が出てから10月まで約半年間でロボットを作り上げます。
プログラミング(きっとものすごく細かいことをやっている)からサイズ・重量制限をクリアする為のギリギリまでの試み。
フレームに穴を開けてちょっとでも軽くする作業を“肉抜き”というのだそう。
それがある意味デザインになって、正に機能美。
『全国大会』

そして試合中、コックピットではメンテや調整に大忙し(写真はおととし地方大会)。
ここを見るのが好きです。
他のことは全然考えていない感じが良い。。。
今年の全国大会は2年ぶりに両国国技館でした。
若花田・貴花田時代に観戦して以来の国技館にテンションが上がります。
各校ののぼりも立ちます。
"ものづくり”の世界

テーマは「ボトルフリップ」。
2台のロボでボトルをテーブルに立てていきます。内1台は全自動ロボです。今年から必須になり、各校苦労していた模様。
準々決勝までは数を、準決勝からは全てのテーブルに立てるスピードを競います。手法は色々ですが、そのアイディアは驚きです。
素手でも難しいのに良く立ちます。卒業生のマニアック解説も面白い。
ちなみに12月24日、NHKで全国大会が放送されます。
いずれエンジニアのプロになっていく人たちの、数年前までは見たことが無かった“ものづくり”の世界。これからも色々興味を広げていければと思います。
学祭で部費の足しにと売られていた手づくりストラップ。
イイ感じ!